日報ブログ
News Title ロンドンからのご依頼
イギリスはロンドン在住のお客様からのご依頼が完了しました。
振り返ると最初にご連絡をいただいたのが、昨年の10月。日本に残したご自宅を売却したいとのことでした。それから約8ヶ月、無事に新たな住まい手に引き渡すことができました。
以前にもアメリカ在住の方からのご依頼がありましたが、海外在住の方には「実印」を持たないという特徴があります。
所有権移転登記など不動産の取引において実印は必須ですが、これがない時はどうすれば良いのか。日本国内に銀行口座を持っていない場合、買主はお金をどのように渡し、売主はどのように受け取るのか。不動産を売却して利益がでれば、海外在住のオーナーにも税金を支払う義務があるのか、あるとするならどのようにして支払うのか、などいろいろと課題があります。
しかし、それよりもっと難しいのは、コミュニケーションのように思います。
ひと昔前とは違って、今では有難いことに、メールやZOOMがあります。時差がありますので、ZOOMの使用は最低限になり、メールでのやり取りが主になるわけですが、複雑な内容の話を相手にわかりやすく伝えるのは、とても難しいですよね。
双方の書く力と理解する力が試されますが、そういう意味では今回はうまくコミュニケーションが取れてスムーズに事を進めることができたようです。お客様からも次のようなメッセージをいただきました。
「これまで色々と不便をおかけしましたが、毎回丁寧にご対応いただきありがとうございました。無事に家を売ることができて、私も主人も松尾さんにとても感謝しております。本当にお世話になりました。ありがとうございました。」
若いご夫婦でしたが、このような言葉をいただくと、本当にお二人の役に立てて良かったなと心がじんわりとするものです。
「こちらこそありがとうございました。ロンドンでのご活躍を期待しております!」
執筆者情報

有限会社西都ハウジング
専任スタッフ
松尾 重信
資格・免許
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
公認 不動産コンサルティングマスター