日報ブログ
News Title 理想の老人ホームへ
今日は日経新聞に興味深い記事がありました。65歳の男性が将来を見据えて、あっちこっちの老人ホームを見学しているというルポ記事です。 実際には75歳からの入居を想定しているそうですが、「入りたい時に入りたい施設が空いているとは限らない」ということで早くから準備をしているそうです。
これは確かにその通りだと思います。 当社でも老人ホームの紹介をしていますが、老人ホームも実際に探し始めるとエリアと予算である程度絞られます。空室のある施設も限られてきますので、どうしても消去法的に決めることになりがちです。もちろん予算次第では選択肢も増えますが、そこも条件は人それぞれ。 限られた予算のなかで探すしかありません。
ですので、この記事にある方のように50代から早めにプランを立てることが大事になると思います。 例えば、老後はこういう施設で暮らしたい。85歳で入居して95歳で死ぬまでお世話になる。費用は10年でどれくらいの必要か。そのためには残りの30年でどのように資産形成・資産運用をすべきか。 これくらいのスパンで考えていくしかありません。
施設で過ごす時間はいまは平均5年のようですが、これからさらに寿命ものびて、要介護になってから10年、20年と長い時間を過ごす時代になるかもしれません。そう考えると、早いうちからの老人ホーム選びはこれからもっと大事なことになるかもしれませんね。
執筆者情報
有限会社西都ハウジング
専任スタッフ
松尾 重信
資格・免許
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
公認 不動産コンサルティングマスター