日報ブログ
News Title 相続登記のハードル
今日はお客様の個別相談がありました。事前に電話で状況をお聞きしていたので、課題を整理したうえでお話をしました。ひとつは「相続登記」、もう一つは「不動産売却」について。
不動産売却において、この不動産がどれくらいの価格で売れるのかは、お客様にとってとても重要な問題です。しかし、そもそもこの土地建物は売れるのかという疑念をお客様自身がお持ちでした。ですので、私が提示した査定価格にとても驚かれました。続けて、売却にかかる費用と税金についてもご説明しました。
しかし核心的な問題は不動産売却ではなく、相続登記なのです。相続登記するためには遺産分割協議が必要です。他の相続人の方とこの土地建物をどうするのか方針を決めなければなりません。このことを知らない方が意外と多く、ここで諦める方も少なくありません。 相続登記していない不動産は、相続人が共有している状態です。今回はこの点と遺産分割についてもご理解いただきました。
不動産を売却するだけでなく、その前段階の環境整備も私たちの重要な仕事です。言い換えると、不動産の仲介だけでなく、コンサルティングも重要な仕事なのです。
執筆者情報
有限会社西都ハウジング
専任スタッフ
松尾 重信
資格・免許
宅地建物取引士
ファイナンシャルプランナー(CFP®認定者)
公認 不動産コンサルティングマスター